竹内栖鳳 秋霽
Takeuchi Seihou
 好んで描いた富士の作品の一つで、湯河原や沼津を訪れた際に描いたものであろう。霧の晴れ間からのぞいた冠雪の白さが鮮やかである。
 竹内栖鳳(1864−1942)は京都の人。円山四条派の幸野楳嶺に師事。京都画壇に栖鳳ありといわれる地位を確立し、東の横山大観とともに昭和12年、第1回文化勲章を受章。