「RSウイルス感染症」に対する、こどもみらいプロジェクト
「RSウイルス予防啓発キャンペーン」の取り組みが始まっています。

こどもみらいプロジェクト「RSウイルス予防啓発キャンペーン」は、安心して楽しく子育てができる環境づくりの一環として、乳幼児から小さなお子様を持つお母さんにRSウイルス感染症についての「正しい知識」と「対処」を啓発しています。
本プロジェクトは、静岡新聞社・静岡放送が運営し、静岡県・静岡医師会が後援し、行政、県下医療機関、各種啓発イベント、新聞紙上などで広報活動を静岡県下で展開しています。

感染経路は

RSウイルス感染症の感染経路は直接感染と間接感染の2種類。

直接感染
直接感染
感染者のくしゃみやせきの飛沫を吸い込んだり
直接触ったりした時
感染感染
間接感染
ウイルスが付いたドアノブ・手すり・テーブル、
おもちゃなどを触ったりなめたりした時

感染力の強いRSウイルス感染症

感染力の強いRSウイルス感染症

RSウイルスはたいへん感染力が強く、赤ちゃんがこれらを口に入れたり、触れた手で目をこすったりすると、病気の原因になります。
また、兄弟姉妹間での感染や保育施設などでも感染に対する注意が必要です。 ウイルスを持った人のくしゃみやせきを赤ちゃんが吸い込んだりすることも原因になります。感染経路は、普通のかぜやインフルエンザと同じです。

RSウイルスの予防

RSウイルスの予防

感染の予防として、まず家族が手洗いとうがいを、特に外出の後や食事の前などにはしっかり行うこと、家族がかぜをひいたときはなるべく赤ちゃんと接触せず、マスクの着用や手洗いを徹底すること、アルコールティッシュなどで赤ちゃんのまわりのものをこまめに消毒すること、またウイルスの流行期には赤ちゃんをなるべく人混みに連れて行かないことなどが有効です。

かかってしまったらすぐに、かかりつけのお医者さんに相談です

かかってしまったらすぐに、かかりつけのお医者さんに相談です

感染後4~5日の潜伏期を経て、鼻水、せき、発熱などの症状が現れます。
新生児や乳児にも感染して発症し、無呼吸を起こすことがあるので注意が必要です。赤ちゃんが理由もなくずっと機嫌が悪い時も注意が必要です。
特に、水分が取れない場合には脱水症状も心配なのでできるだけ早くかかりつけの先生に相談してください。

重症化しやすい赤ちゃんは (重症化のリスクをもった赤ちゃん)

重症化しやすい赤ちゃんは (重症化のリスクをもった赤ちゃん)

重症化の可能性はどの赤ちゃんにもありますが、特に、早産・心臓や肺の病気を持つ場合は要注意です。このようなお子さんは、重症化のリスクが高く重症化するとまれに死に至る場合もあるので油断できません。

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