静岡新聞掲載 - おすすめ本
宙ごはん
宙ごはん

著者/町田そのこ
出版社/小学館

金額:1,760円(税込)
ISBN:9784093866453



『52ヘルツのクジラたち』で2021年本屋大賞を受賞した、町田そのこさんの新作が発売された。宙(そら)には、育ての”ママ”風海(ふみ)と、産みの”お母さん”花野(かの)、ふたりの母親がいる。ふたりの母を持つことにしあわせを感じていたが、風海のもとを離れ、花野と暮らし始めることになる。そして、子どもの世話をしない花野はときどき会う位がちょうどよい距離感だったことに気づく。そんな時、花野にかわってごはんを作り、話し相手になってくれたのは料理人の佐伯だった。教わったパンケーキをきっかけに宙は料理を覚え、それが人を癒す力をもつことに気づいていく…。周囲の人々との交流の中で成長し、母と娘が家族へと再生していく姿を描いた一冊。


読書感想文教室
脚本家が教える読書感想文教室

著者/篠原明夫
出版社/主婦の友社

金額:1,320円(税込)
ISBN:9784074431861



夏休みの宿題の定番といえば読書感想文。子ども自身が書き方に苦労したり、親が口出ししすぎてしまったりすることが多々あるだろう。そんなときは、これまで多くの子どもが受講し、”予約がとれない教室”として有名な読書感想文講座を開いている篠原先生の本書を手に取ってみてはいかがだろうか?脚本家でもある著者が考案した”フレームワークメソッド”を用いると、作文が苦手な子でも1人で書ける力が身につくそうで、「作文を書けない子が3時間で変わった」「楽しく書けたと子どもが言うのを初めて聞いた」など反響も大きいという。また、大人向けのガイドページや、作文が書けないときの具体的なQ&Aもあり、この夏役立つ1冊となりそうだ。


石礫
石礫 機捜235

著者/今野敏
出版社/光文社

金額:1,870円(税込)
ISBN:978-4-334-91466-0



エリートじゃない、石ころみたいな俺たちだからこそ、できることがある…。ベテランと若手の機捜隊員の活躍を描き、テレビドラマ化もされたシリーズ作品が、長編作として登場した。高丸と縞長は、警視庁機動捜査隊渋谷分駐所の機捜車コールサイン235に乗る名コンビ。2人は指名手配中の爆弾テロ犯・内田を発見し追跡するが、内田は人質を取って建築現場に立てこもってしまう。発見前の内田が何者かと爆発物の入った可能性のあるリュックを交換したという情報を入手した2人。テロ計画ではないかと、警視庁の精鋭たちが捜査本部に招集される中、高丸と縞長たちは特捜班となり事件を追う。石ころみたいな俺たちの爽快エンターテインメントをご覧あれ。


なぜ生きる
なぜ生きる

監修/高森顕徹
著者/明橋大二、伊藤健太郎
出版社/1万年堂出版

金額:1,650円(税込)
ISBN:978-4-925253-01-7



忙しい毎日の中で、ふと、「こんな毎日の繰り返しに、どんな意味があるのだろう?」と思うことはないだろうか。幸福とは?人生とは?誰もが一度は抱く疑問に、精神科医と哲学者の異色のコンビが答えた『なぜ生きる』が、シリーズ100万部突破のロングセラーになっている。出版社には、次のような感想が寄せられている。「生きることに疲れ、死のうと思っていた時、この本を読みました。生きていこう、と勇気づけられました」「私は、ガンをわずらい、病院へ毎月通っています。そんなおり、この本に出会い、生きる勇気がわいてきました」コロナ時代の今こそ、前向きに生きるヒントとして、読んでみてはどうだろうか。


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