静岡新聞掲載 - おすすめ本
九十歳。何がめでたい
九十歳。何がめでたい

著/佐藤愛子
出版社/小学館

金額:1,200円(税別)
ISBN:9784093965378



書名には、佐藤愛子さんいわく「ヤケクソが籠(こも)っています」。御年93歳、長い作家生活の集大成として小説「晩鐘」を書き上げ、断筆を決めた佐藤さんが、再び筆を執ったのがこのエッセーだ。時に世をはかなみ、時に昔を振り返り、過剰な進歩や自らの老いを「何がめでたい!」と一喝する率直なエッセーは、読者に勇気と元気を与えてくれる。艱難(かんなん)辛苦を乗り越え、93年間生きてきた佐藤さんだからからこそ書ける緩急織り交ぜた文章は、人生をたくましく生きるための箴言(しんげん)も満載。大笑いした後に深い余韻が残ります。届いた読者はがきは1万5000通超と大反響。96万部を突破した、日本で今最も読まれている名エッセーをぜひ家族で。


いらないねこ
いらないねこ

著/ヒグチユウコ
出版社/白泉社

金額:1,400円(税別)
ISBN:9784592762157



可愛くてシュールな絵で人気の画家、ヒグチユウコの絵本「せかいいちのねこ」の続編。「せかいいちのねこ」で、優しい猫たちに出会って成長していったぬいぐるみのニャンコ。前作で初めて愛を知った主人公・ニャンコが、本作では、捨てられた子猫のお父さんになることを決意します。はらはらどきどきの子育てを見守る猫たちに助けられながら、慣れない育児に奮闘するニャンコ。そのおかげで元気に育っていった子猫は、ある日突然ニャンコのもとから姿を消します。ニャンコはもう子猫に会えなくなるのでしょうか…? 個性的な猫たちの姿が愛らしく、じんわりと涙を誘う感動のお話です。大人も子どもも楽しめる内容なので、贈り物にもぴったりです。


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